新設計罫線「New Sub Dot Grid」のご案内

万年筆やペンの筆記で気になるのは、筆記特性はもちろんですが、罫線部分のインクの抜け具合も気になる方が多いのではないでしょうか。

罫線の刷色や網掛け等、様々な工夫を凝らした罫線がございますが、今回、弊社では「New Sub Dot Grid」というの罫線を新設計しました。

*New Sub Dot Gridとは

■視認不可能な大きさのサブドットの集合体で構成された点や線をいいます。

■印刷された罫線やドットの中に空間(隙間)を作る事により、筆記時のインクが紙に吸収しインクの抜けを軽減します。

■国際意匠取得済み。

特長は、一見、実線(直線)や塗りつぶしのドットのように見える罫線ですが、小さいドット(サブドット)の集合体の隙間に筆記したインクを紙に定着させる事でインクの抜けを軽減する仕組みです。

ニューサブドットグリッドの筆記テスト

 

 

従来の罫線で筆記

 

 

今回、ニューサブドットグリッドを採用した新製品、トモエリバーFPが11月上旬に発売開始となりました。

商品情報、詳しくはこちら。

糸かがり製本による開きやすさが特徴の手のひらサイズノート。表紙はソフトカバー仕立てです。

上着のポケットやカバンの小物入れ等に入れやすいコンパクトサイズ(A6・A7サイズ)なので、持ち運びに便利です。

 

TEXT:開発部 鈴 木  亨(すずき とおる)